長浜デザイン会議発!第1回 曳山博物館広場 有効活用イベント開催
12月8日(日)、以前ブログで紹介したデザイン会議で議題に上がっていた「曳山博物館広場の有効活用」を目的としたイベントが実施され、私も開催メンバーとして参加してきました。
曳山博物館の広場
長浜では、毎年4月に「長浜曳山まつり」が行われます。長浜曳山まつりは日本三大山車祭の一つで、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている伝統ある祭りです。
この祭りの曳山は高さが5~6m、金箔や漆、彫刻などの美しい装飾が施され、「動く芸術品」と言われるほどです。この祭りの曳山は13基ありますが、このうち4基がこの曳山博物館に収蔵され、2基が館内で展示されます。
そして、10月に曳山博物館内の4基すべてを入れ替える作業が行われ、この広場はその入れ替え作業などに使われる重要な場所なのですが、祭り関係以外でも使ってほしいという要望から、長浜まちづくり株式会社さんを中心にイベントを開催することになりました。
イベントの様子
本来は広場で、巨大将棋やオセロ、子供たちのパフォーマンスも予定していましたが、雨のため広場前のアーケード内に、カロムを置いたこたつの設置と小さなお店の出店のみになりました。
それでも12時から15時までの間、地元の方や観光客、子供から大人まで約100人が足を止めてゲームを楽しんだり、和やかなひとときを過ごしていってくれました。ところでみなさん、カロムって知ってますか?
カロムは、長浜市の南に位置する彦根市の伝統的な遊戯で、長浜でもよく見かけるボードゲームです。ルールはシンプルですが、勝つためには技術や戦略が求められ、おもしろさの中に奥深さがあります。
そして慣れてくると、いつの間にかみんなで独自ルールを生み出してしまうのがカロムあるある!
この自由さも魅力の一つで、世代を超えてみんなで楽しめます。
地元の人々からは「懐かしい!」という声が、観光客からは「こたつだ!」「このゲーム何?」という驚きの声が聞かれ、みんな笑顔で暖かな雰囲気に包まれたエリアにすることができました。
まとめ
今回のイベントの反響を受けて、今月のデザイン会議で次回の開催が決定しました(具体的な日程はまだ未定です)。
私自身、地域の魅力を再発見し、住民同士の交流を深める貴重な機会となりました。次回も、さらに多くの方々に楽しんでいただけるよう、協力していきたいと思います。
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