【受験生・教師必見!!】10分でデジタル単語カードを作る方法
みなさん、こんにちは。元中学校教員の高橋です。
元々教員であり、現在もプログラミング教室を運営しているなど、教育×ITを日々模索しています。
そんな中見つけた(知り合いの先生から教えてもらった)「Quizlet」という単語カードや4択問題などを作れるアプリの活用方法について紹介していきます。
このアプリでは、用語と定義、日本語と英語などの単語カードを簡単に作れるだけではなく、4択クイズとして出題してくれる学習モードや神経衰弱のように対になるものを選ぶマッチ、仲間と競い合うLiveなど様々な学び方をすることができます。
そして、こういったアプリで大変なのは単語の情報を入力していくことですが、巷で話題の生成AIを使うことでサクッと作ることができます。
サンプル
(↑基本情報技術者という試験の単語カードを生成AI利用して10分程度で作成してみました。)
受験生や資格の勉強をしている方、ICTの有効活用を模索している先生方に役立ちますので、ぜひ一度試してみてほしいと思います。
それでは、実際の作成方法を解説していきます。
※生成AIには「ChatGPT」を利用しています。「ChatGPT」「Quizlet」それぞれ無料アカウントの作成が必要となるので、事前に準備しておいてください。
①生成AIを使った用語・定義の一覧を作成する。
まず、用語と定義のデータを生成AIに作成してもらいます。用語と定義の間をカンマで区切っておくとQuizletにインポートしやすいため、次のようなプロンプトを指示します。
以下の要件にあう用語と定義の一覧を作成してください。
・用語は基本情報技術者に出題されるもの
・用語と定義はカンマで区切る
・50個作成する
※内容や問題数は各自で調整してみてください。英単語や漢字の読み仮名の場合は、用語と定義ではなく、英語と日本語、漢字と読み方などの指示をすると良いです。
すると、下のような一覧を生成してくれます。
生成したものをコピーしておきましょう。
②Quizletにインポートする
画面右上の「+」ボタンから「学習カードのセット」をクリックします。
インポートをクリックします。
さきほど生成した一覧を貼り付けて、用語と定義のあいだを「カンマ」にして、きれいに用語と定義に分かれていたら、インポートをクリックして完了です!
なんとこれだけの作業で単語カードを作成することができます!(生成AIは誤った情報を生成することがあるので、気を付けましょう)
実際に、教室に来ているキッズ(小学6年生~中学3年生)たちで対戦モードを行いましたが、大盛り上がりでした^^
ぜひみなさんも試してみてください!
さいごに
弊社では、レゴロボットやマインクラフトを使ったプログラミングワークショップや社員へのIT研修(標的型攻撃メール訓練について)なども行っていますので、ご要望がございましたらお気軽にご連絡ください。
また、プログラミング教室「01ワークショップ・ラボ」もよろしくお願いします!
特設サイトはこちら