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【2016.12】不具合レポート(Webサイト編)

2016.12.09

師走となりますと、何かと慌ただしい年の瀬でございます。
Web制作では「クリスマス・お歳暮・お正月」などのキャンペーン真っ只中でしょうか。

今日は、そんなWebサイト検証における不具合傾向をお届けします。
※弊社で請け負ったテスト・検証案件からの集計結果です。

s_2016-12-bugtrend

 

最も多く検出された不具合事由は 「リンク誤り」
具体的な内容は以下の通り。

  • 遷移先ページが間違っている
  • リンク選択するとページリロードのみ
  • あるべきリンクが表示(有効化)されていない
  • 別タブ/ウィンドウで開いた場合に空白ページが表示される

 

2番目に多く検出された不具合事由は 「その他(見た目の違和感)」
具体的な内容は以下の通り。

  • 本文や項目タイトルの改行位置が不適切
  • ラベルテキスト位置がずれている
  • 画像の大きさが不揃いで違和感を感じる
  • 画像サイズが大きすぎて逆に見づらい

 

3番目に多く検出された不具合事由は 「レイアウト崩れ」
具体的な内容は以下の通り。

  • 画面サイズとページレイアウト幅が不一致
  • ページ内に不要な空白領域が表示される
  • テキストとコンテンツ・枠線が重複して表示される
  • 連続でリロードすると、アイコンの表示位置がずれていく
  • コンテンツの水平位置(高さ)が不揃い

 

続いて、検証環境別の不具合検出率を見てみましょう。

s_2016-12_bug_devices

圧倒的に「スマートフォン」での不具合検出率が高いことが分かります。
また、Web制作を行うPC環境では不具合検出率が低い状況にあります。

 

次に、スマートフォンのOS種別によっての不具合検出率を見てみましょう。

s_2016-12-bug_sp_os

全体の半数以上が「Android OS」による不具合検出となりました。
スマートフォン共通での不具合事項も発生していますが、
それを鑑みても「Android OS」での不具合率が最多であると言えます。

Android端末は同じAndroid OSを採用しているものの、
筐体(スマホ本体)、画面デザイン、搭載機能に差異が生じることから、
端末メーカーが変われば別物といっても過言ではありません。

また、Android OSのバージョンアップは、全メーカーが同時に更新することはなく、
こういった点がiOS端末(iPhone)とも異なる部分になります。

Android実機端末を全て揃えるのは現実的にとても難しいものの、
新機種の発売や、人気機種のバージョンアップ時には多数の実機検証が必要になります。

 

弊社では、【低コスト、短納期、高品質】なソフトウェア開発を目指すべく、
開発・リリース前のデバッグ作業、リリース前後の確認作業、アップデート前対応など、
ソフトウェア検証のスペシャリストとして質の高いサービスを提供させていただきます。
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記事作成者

ざき

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