山手線新型車両の不具合
営業列車に不具合が出て、運用離脱のニュースを受け
検証屋さんとしてゆるめにさくっと、いきます!
その前に
え?!何が起きたの?という方へ(ニュース記事)
まとめはこんな感じです。
1.自動ブレーキの設定不良により停止位置を越えてで列車がオーバーラン。
2.駅到着時にドアが開かない。(30分間缶詰)
3.自動ブレーキの効きが甘いと思った運転士が手動でブレーキをかけたところ停止位置手前で列車が停止。
今回不具合がおきた、列車情報管理装置「INTEROS(インテロス)」とは?
山手線の新型車両で初めて搭載された最新のシステムで、
INtegrated Train communication networks for Evolvable Railway Operation System
=「進化する鉄道システムのための列車制御統合ネットワーク」の略称です。
ほほぅ。で、どういう仕組み?
を詳しく知りたい方はコチラ
さらにもっと知りたい方はこっちもどうぞ!
とりあえず何となく知っておきたい!でも専門用語はわからない人(全人類の大半)は、
へぇ~、電車って進化してるんだぁ~。ぐらいでOK!
(調べれば調べるほど横文字とカタカナばっかりですもん。。)
はい、ということで
さくっとはいっておりませんが、
今回の件で検証屋さんとして気になることというのは
ズバリ
想定。
です。
新しいもののテスト・検証・試験というのはヒジョーに難しいことです。
使ってみないとわからない!なんてこともあります。
が、
例えシステムの不具合が起こったとしても30分間も閉じ込められてはいけません。
(JR東日本におけるいろいろなルールがある上での適切な対応だとは思いますが。)
今後は、システム+そのをシステム使う人+サービスを受ける人のことまでもっと想定されることを期待しましょう!
我々の自戒もこめて。