WEB業界の今後
こんにちは、ゆうです。
今日はWEBマーケティングについて少しお話しします。
昨今WEB業界の話題の中心は「WEBマーケティング」というキーワードが多いですね。
簡単に言うと、「WEB」の「マーケティング」ということなんですがなんですが、少しSEO的な歴史をお話すると、
一昔前のWEB制作の現場ではメタタグやキーワード設定などWEBのコーディングを最適化し、より上位に表示されるような対策を取ってきました。
しかし時代の流れと共に「ホームページを持つ」というのは広く一般的になり、無料ブログなども出現し、WEBコンテンツ数は一気に膨れ上がりました。
googleなどの検索サイトは、この膨大なコンテンツから、検索ユーザーの目的のコンテンツとのマッチングを図るには、この「SEO」だけでは対応しきれなくなってきました。
ユーザーが「検索しやすいサイト」とは、「目的のコンテンツがヒットしやすい」「ヒットしたコンテンツに満足」という意味でもあるように、検索サイト運営サイドとしては、より高いサービスを提供するために、モバイル対応サイトであるか、ソーシャルメディアとの連携、外部サイトからのリンク数などSEO以外の評価基準を設けてきました。しかし今でも増え続けるWEBコンテンツに対し、「検索サイトもさらなる評価基準が必要になる」と大手各社は予想しています。
「WEB業界は今後「B2C」から「B2One」になる」
ドルーパル「Drupal」(wordpressらにならぶ世界3大CMSの一つ)の開発、創始者でもあるドリース・ビアタート(Dries Buytaert )氏は、今後のWEBサイトは広く大きなターゲットに向けたコンテンツ制作ではなく、一人一人に順応したサイトが勝ち残るといっています。
これは今でも少しずつ出てきていますが、皆さん何か検索サイトで検索したとき、例えばamazonで検索したときなど、過去に購入したことのある物品に関連する商品の「お得情報」などがトップページに出てきたりした事はありませんか?これもいわゆる「B2C」でなく「B2One」のサービスといえます。
つまり、トップページにアクセスしてきた人が男性であれば男性向けトレンドコンテンツ、女性であれば女性向けトレンドコンテンツを表示するという仕組みです。
これもアクセスしてきた人が興味あるものを、履歴や過去に閲覧したホームページなどのキャッシュを調べ(マーケティング)、必要であると思われる情報を「一人一人」に対応したコンテンツを表示するという「WEBマーケティング」を考えたコンテンツであるといえます。
今後のWEB環境はユーザーにとって、より一層便利でスピーディーなサービスになる事は間違いありません。制作側にとっては、より頭を悩ます必要がありますけどね。
他にも「WEBマーケティングとは」いろいろな見方がありますが、今日はここまでにしておきます。