間もなくトライアルスタート!防府市レンタサイクル予約システム
はじめまして
01フィラメント防府サテライトオフィスのKeiです。
西の京、山口県防府市の観光名所を楽しく巡る事が出来るレンタサイクルを便利に利用するための予約システムを創っています。
そこに携わって行く中で、乗り物好きな私がレンタサイクルの倉庫に眠っていた昭和レトロな自転車に乗って思った事を書き綴ってみました。
古き良き乗り物の現在
かつて時代を駆け抜けた自転車は沢山有りますが、現代ではそれらを自分の目で見る機会は少なくなってしまいました。
身近に触れたければ所有している人に頼むか、自らで個人所有するなど一気に敷居の高いものになってしまいます。
多くの観光地、博物館でも手の届かない場所に展示されていて、まさに遠い存在となりつつあります。
より身近な存在である為に
博物館等で大切に保管し続ける事ももちろん大事ですが、実際に触れてその素晴らしさを実感する機会も非常に大切な事です。
やはり実際に走ってこその乗り物です。 写真で比べても、展示してある自転車と、現代でも実際に大地に立つ自転車では感じるオーラと言うかエネルギーが違います!
写真の自転車はブリヂストンのモンテカルロという車種で、昭和の時代に一世を風靡したスポーツサイクルとして当時多くの少年たちの心を掴みました。
この自転車の目指した物は「単なるモビリティ(移動手段)ではなくアソビ(走る楽しさ)にすること」だそうで、現代においてもその魅力は全く色褪せていません。
昭和レトロの魅力
洗練と言う名の引き算で、現代の自転車から遊び心を感じる事が少なくなった中で、このモンテカルロには遊び心が沢山盛り込まれています。
古式ゆかしいダイヤモンドフレームに取り付けられた、立派なシフトレバー、カフェレーサーさながらのハンドルなど、楽しみに行くための走りでは無く、楽しむための走りが追求されています。
自転車だけに留まらず、乗り物のモビリティ化が声高に叫ばれる現状に対して、この自転車は正面から疑問を投げかけているように感じます。
古いけれども新しい
フレーム、タイヤ、ハンドルに見えるロゴは全てブリヂストンの旧タイプのロゴマーク、既に30年以上経っている車種で有りながら、非常に良好な状態です。
何故ならこの車体、大切に整備、保管されてきたベテラン選手。
今現在も現役の理由がそこに有ります。
実際に魅力を体感しましょう
長年大切に保管され、良好な状態を保つこのブリヂストン製モンテカルロ、なんと3台以上も有ります!
他にも同じ世代の別の車種を含めるとさらに多く存在しているのです。
正に宝の山ですが、この自転車をレンタサイクルとして皆さんにも乗っていただける日もそう遠くありません。
昭和は遠くなりにけり、そんな時代ですが、この昭和の自転車はこれから新たな時代に向かって走り始めます。
昭和レトロな自転車で防府の観光地を巡る、そんな魅力的なサイクリングが出来る日を、皆さん乞うご期待ください。