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簡単・効果的!ChatGPTの音声モードで始める英会話練習

2025.06.12

こんにちは!
最近、大阪・関西万博の影響も大きいのか、長浜サテライトオフィスがある黒壁エリアに外国人観光客がとても増えてきました。また、地域でもインバウンド対応に力を入れていくという話をよく聞きます。
 
そんな中、「英語を話せるようになりたいけど、何かいい方法知らないですか?」と聞かれることがあります。

英会話教室や教材もいろいろありますが、私がおすすめしているのがChatGPT です。
実際の会話にかなり近い形で練習ができ、無料で手軽に英語学習を始められます。

 
今回は、ChatGPTの2つの音声機能を紹介しながら、それぞれの特徴と使い方のポイントをまとめてみます。
 

 音読やフレーズ練習(インプット)にぴったりな「標準音声モード」

ChatGPTには、返答テキストを自然な音声で読み上げてくれる「標準音声モード」という機能があります。

これは、OpenAIが開発した高性能TTS(Text-to-Speech)エンジンを使っており、発音・抑揚が自然で、英語のリスニングやシャドーイングの練習に最適です。
テキスト右下の「音声アイコン」をタップするだけで、このモードが使えます。

おすすめの使い方

1.フレーズの数やボリュームを指定する
「外国人観光客に地域の名物料理をおすすめするフレーズを3個教えて」などChatGPTに英語フレーズ作成を依頼するときに、個数や長さを指定します。
あまり多いと音声で読み上げる時間が長くなるので、最初は短いフレーズや数を指定するといいと思います。

2.「返事はいりません・そのまま英語フレーズだけ出してください」などと明記する
ChatGPTは最初に「承知しました!」「了解です!」といった返答がつくことが多く、これを再生すると、その日本語から読み始めてしまいます。
あらかじめ「英語フレーズだけ返して」と伝えておくと、音声にしてほしいフレーズだけを答えてくれてスムーズに練習できます。

 

会話(アウトプット)に最適な「高度音声モード」

ChatGPTにはもうひとつ、音声を活用した便利な機能があります。それが「高度音声モード」です。

これは、リアルタイムの音声対話機能で、返答速度が速く、単なる読み上げではなく、本当に“話している”ような体験ができるのが大きな特徴です。
マイクをオンにして話しかけると、そのまま自然な英語で応答してくれます。

おすすめの使い方

1.発音や表現に対してのフィードバックをお願いする
「フィードバックして」や「発音どうだった?」と聞けば、発音や言い回しについて具体的なアドバイスがもらえます。
会話しながら学べる、まさに実践的な練習方法です。

2.自分のレベルに合わせて会話のペースを調整する
「もう少しゆっくり話して」と言えば、その場で話す速度をゆっくりに調整してくれます。
リスニングに不安がある方でも、自分のレベルに合わせて安心して会話を続けられます。

 

利用上の注意

1.自分が練習で発話しているだけでもChatGPTが反応してしまう
ChatGPTが話している最中に話しかけると、即座に話を止めてこちらを優先してくれます。
これは、ユーザーの発話を常に「会話」として認識するためです。
なのでマイクをオンにして復唱練習をしているだけでも話しかけたと判断し、返答してしまうことがあります。

2.プランによって制限時間がある
無料プランでは毎日利用できると案内がありますが、詳しい制限時間は記載されていません。使用した感じでは10分前後で、制限時間になると標準音声モードになります。有料プランによっても制限があります。

まとめ

ChatGPTは、日々機能の提供状況も変わりますし、どんどんバージョンアップしていきます。「高度音声モード」も6月7日にアップデートされ、さらに自然な会話表現へと進化しています。

スキマ時間のリスキニングやスキルアップにChatGPTをぜひ活用してみてください!

弊社では、様々な課題に対してITを使って解決する方法を一緒に考えていきます。「生成AIが話題だけどどう使えば良いかわからない」「もっと効率よく業務をこなせる方法を知りたい」等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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