長浜デザイン会議で出会う地域の可能性と活力
滋賀県長浜市に新たなサテライトオフィスを開設してから約5ヶ月が経ちました。
サテライトオフィスがある「BIWAKO PICNIC BASE」では、毎月第2木曜日に「デザイン会議」という会議が行われています。
サテライトオフィス開設当初からこの会議に参加させていただいているのですが、毎回多くの学びと発見があるこのデザイン会議を今回はご紹介させていただきます。
デザイン会議とは
サテライトオフィスもある長浜市の中心市街地は、歴史や文化、自然に恵まれたとても魅力的な地域ですが、少子高齢化や人口減少による空き家や空き店舗の増加といった課題が深刻化しています。
これらの課題を乗り越えるべく、「湖の辺のまち長浜未来ビジョン」のもと、住む人・訪れる人が共にまちづくりに関わる「関係人口」を増やす取り組みが進められており、その取り組みの1つが「デザイン会議」です。
長浜のデザイン会議は、長浜の未来を一人ひとりの「やってみたい!」という想いを起点に一緒に描き上げていく場とし、固定メンバーや厳密な計画に縛られることなく、多様な視点を取り入れながら、柔軟に議論し実行に移していくことを目指して取り組まれています。
実際、会議の場でのマッチングによって、以下のような「やってみたい!」がたくさん実現しています。
- 事業をするための場所を探している方と、空き家提供を希望する方のマッチングで新規事業が実現
- 営業終了後の店舗スペースを活用てほしい方、飲食店をしたい車いすの方、障がいのある方も気軽に楽しく集える飲食店を作りたい方々のマッチングで、車いすママによる障がいのある方も集まって楽しめる飲食店の営業が実現 etc
会議の様子
会議は常にアットホームな雰囲気で、参加者全員が円になって進められます。
自由参加なので、毎回異なる人数や多彩なメンバーが集います(弊社の社長も名古屋から来たり、リモートで参加したり)。
まずは「湖の辺のまち長浜未来ビジョン」と「デザイン会議」の目標やグランドルールを確認。
その後、自己紹介と参加者が相談したいことや聞きたいことを出し合い、それをもとに議論を深めていく形式です。
例えば、11月の会議では以下のテーマについて意見を出し合いました。
- カーシェアのニーズ
- 空き家の活用方法
- 曳山博物館の広場の有効活用
さまざまな職業や経験を持つ参加者からの意見は、毎回新鮮で斬新で、自身が相談者でなくても、さまざまな視点からの意見や気づきにとても驚かされることが多いです。
会議は約1時間半ですが、終了後には飲み物を片手に会議内容や地域について語り合う交流の時間もあり、新しいつながりが生まれる場となっています。
私もこの会議に出席することで、たくさんの新しい人との出会いやつながりを築くことができました。
まとめ
長浜でのサテライトオフィス開設から約5ヶ月、これから地域の皆さんに寄り添った活動や取り組みを広げていきたいと思っています。
12月8日(日)には、デザイン会議で議題に上がった曳山博物館の広場の有効活用をテーマにしたイベントが予定されています。詳細はまだ未定ですが(巨大将棋?こたつカロム?)私もこのイベントに参加する予定ですので、ぜひ遊びに来てください!
これからも地域の魅力を引き出し活性化に貢献できるよう、活動していきます。
01フィラメントでは、様々な地域でサテライトオフィスを新規開設し、雇用を増やし会社を拡大していきたいと考えています。IT関連企業の誘致に興味のある行政関係者の方などがいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。