画像生成AI【Adobe Firefly】で画像作成
こんにちは。
今回は画像生成AI【Adobe Firefly】を使ってどんなどんな事が出来るのかを紹介したいと思います。
Adobe Fireflyとは?
Adobe Fireflyは、生成AIを使用した画像生成アプリです。
100を超える言語に対応したシンプルなテキスト入力で、画像の生成、オブジェクトの追加や削除などをおこなうことができます。
2023年3月21日にβ版が公開され、その後の9月13日に正式版がリリースされました。
主な機能
テキストから画像生成
テキストによる指示で画像を生成します。参照画像をスタイルと構造のガイドとして使用できます。
今回は「テキストから画像生成」の機能を使って、以下の内容で画像を生成してみました。
プロンプトで「ホタルがシーンを照らす牧草地の静かな夜。夜空には三日月が浮かんでいる。背景は滑らかにぼかされ、風景の緩やかな曲線を際立たせるボケ効果があります。」と入力すると、以下のような画像が出来上がりました。
画面右側に表示されている「横縦比」「コンテンツの種類」「スタイル」で、画像のクオリティを調整することができます。
生成塗りつぶしと生成拡張
オブジェクトを追加、削除できます。画像を拡張して、調和するコンテンツでシームレスに塗りつぶします。
今回は人物写真の背景を
①ビル⇒桜へ
②桜の花びらを散らせる
③画像を拡張する
を試してみました。
「テキストから画像生成」は、クリエイティブがアート作品がテキストと、スタイルの指定で簡単に生成出来るので、自分のイメージする画像を作成するのが楽しいです。
「生成塗りつぶしと生成拡張」は、画像加工が直感的に編集可能で、webサイトや会社のパンフレット制作など、自分たちで用意した写真の加工を利用する場面で大きく活躍しそうです。特に「拡張」機能はもともとある背景に合わせて世界を補完してくれるのでかなり凄いと思います。
ただ、自分が思った通りのイメージを生成させるのは、文章の内容をかなり工夫しないといけないので、そこが大変なところでした。
商用利用について大丈夫なのか?
安全な商用利用を可能にするための取り組みの一環として、Fireflyのデータの学習には、Adobe Stockなどの使用許諾を受けたコンテンツおよび著作権の切れた一般コンテンツが使用されています。
そのため、「Adobe Firefly」を通じた生成画像は商用利用が可能となっています。
無料プランでの利用も可能です
無料プランでは、月25クレジットまで活用できます。(機能を活用すると、1クレジット消費します)ただ、すぐにクレジットが無くなるのでホントにお試し用という感じです。
「Adobe Firefly」の料金プランへ
まとめ
Adobeのサービスという事で商用利用も可能なため、比較的安心して利用できる画像生成AIサービスだと思います。
一部のAdobe製品との連携も可能になっていて、テンプレートの生成やベクターの生成など今回紹介した以外にも活用方法があるようなので、別の機会に紹介できればと思います。
また、「生成AIを活用してみたいが、どのように利用すれば効果的かわからない」といったご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。